こんにちは、fivecards略してFCです。
今日は「お詫びの言葉を繰り返すのは少し考えよう」について記事にしていきます。
今回の記事は「世の中の問題」を考え、あまりにも「謝りグセ」がついてる日本人が多いという事からこの記事を書いてみようと思いました。過去の自分を振り返ってみてください。
自分が悪くなくても「申し訳ございません」といっていませんか?理不尽なことで先に謝った事ってありませんか?もしこれが当てはまる人はこの記事を読んでみてください。
「自分に非が無いことを謝るわけない!」という人は必要ない記事かもしれませんが一度目を通してみてください。共感が出来るところがあるかも知れません。
では本題に入っていこうと思います。
~ 目次 ~
どうしてすぐあやまるの?
なにかあったときにほとんどの人は「ごめんなさい」と言います。体があたった時、物をこぼした時、言われたことが出来なかった時。もちろん謝るべき事は謝るべきです。しかし、別に謝るほどでも・・とかこんな事を謝らさせるの?とか、なんで謝らないといけないのかという事が実はけっこうあると思います。たとえばこんな感じです。
①「ただいまお席が満席です。申し訳ございません」
②「申し訳ございません、只今5000円札を切らしておりますので1000円札でのお返しになります」
③「今日は雨なので運動会が延期になりました。申し訳ございません」
④「人身事故が発生しました。お急ぎの所、申し訳ございません」
これらは謝ってる人に原因はないですよね?①に関してはその人が10分早く来ていたら最後の席に座れたかもしれません。②に関しては5000円用意しとけよって思うかも知れませんが、たまたま5000円を100枚準備しておいたのに100人がみんな5000円のお釣りが出る人で、101人目の人が自分かもしれません。
いろんな事を言いだしたらキリがないですが、全てはすぐに謝ってしまう事に問題があるのかも知れません。
「お客様は神様」の考え方
20年くらい前はよくこの言葉を聞きました。
「お客様は神様である」
でもこの言葉の意味を理解してない人が多いと思います。
これは私の実際にあったお話です。
お客様からご意見を頂きました。「時間が遅い」だったか「商品不良」だったか理由は忘れました。たしかにこちらにも非が無いわけではないので「申し訳ございません」と謝罪をしました。
その時にお客様が「誠意が伝わってこない。なにかよこせ」と仰ったので「申し訳ございませんが、こちらの非に対して誠意が伝わってこないからと言って物を要求するのは筋違いかと思われます」と答えたら「お客様は神様なんだろ、それくらいやれよ」と言われました。
この人はどういった意味で「お客様は神様」と思ったのでしょうか?ただの後付けですよね。本心は「なにかよこせ」って所にあったんだと思います。
結果として何も渡さずにお帰りいただきましたが、「お客様は神様」の使い方が間違っているというのは言うまでも有りませんよね?
「お客様は神様である」というのは、働く側が「お客様は神様ですよ」という気持ちで接しましょうという意味で言っています。なのでお客様=神様ではありません。ましてやお客様からその言葉を言うのは筋違いです。
お店の考え方の話なので従業員がそう思うのはいいことですが、お客様側がそう言うのはただの脅迫です。
昔の記事で「お客は神様なんだろ!」と言われたことに対して従業員が言った一言が「じゃああなたは神様なんですね。神様ならそんな事言いませんね」と、言い返したそうです。すごい・・・(笑)
お客様に対して心がけることは?
では、心がけることとしてどうしたらいいでしょうか?
「申し訳ございません」というより「ご不便をおかけします」と、言い換えてみたらいかがでしょうか?
①「ただいまお席が満席です。ご不便をおかけします」
②「ご不便をおかけします、只今5000円札を切らしておりますので1000円札でのお返しになります」
③「今日は雨なので運動会が延期になりました。ご不便をおかけします」
④「人身事故が発生しました。お急ぎの所、ご不便をおかけします」
良くなった!とはいえませんが、謝っているというより気遣いがされていると思いませんか?このような言い方ならそんなに不満を与えないと思います。
気が高ぶってる人に謝っていても逆に火に油をそそぐ感じで余計に怒ってるく人もいます。そういった人にはとくに有効的な言い方ではないでしょうか?
「あやまれば済む問題じゃないんだぞ」といってくる人をたまに見ます。どうしてほしいんでしょうね・・
いかがでしょうか?そんなに難しくないのでまずは「ご不便をおかけします」と言えるように頑張ってみてはいかがでしょうか?
ではまた!
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