こんにちは。fivecards略してFCです。
今日は【「否定表現」を「肯定表現」に言い換えてみよう!】について記事にしていこうと思います。
みなさん、普段使っている言葉で「否定表現」の言葉を使ってないでしょうか?何気なく会話してる時に「つい」とか「うっかり」と使ってしまっている事はあるかと思います。
否定表現は相手に与える印象が良くないので肯定表現を使うように心がけていきましょう。
それでは否定表現とはなにか?から説明していきます。
~ 目次 ~
否定表現とは?

否定表現とは言葉の通りに「否定」することの表現をつかった言葉です。
たとえば
①あなたにはなにも期待していません
②お願いした事を必ずやってくれない
③この内容では誰も理解していません
このような言葉を聞いた時にどう思うのでしょうか?否定的な言葉がたくさんあって正直萎縮したり慎重になったりしませんか?自分を否定されているみたいでやる気もおこらないと思います。誰しもこのような言われ方をしたら嫌になるのがほとんどでしょう。
では肯定表現とは何なのか?次で説明します。
肯定表現とは?

肯定表現とは、相手を認めている事を表現した言葉を指しています。
上記の例でいくと
①あなたにはとても期待しています。
②お願いしたことをやってくれると信じています。
③この内容だとみんな理解できます。
といった感じです。このように言われたらどうですか?「期待されている」とか「認められている」と感じてさらにやる気になるのではないでしょうか?単純ですが言い方1つでこんなにも変わるので否定表現をしてしまっている人はすぐにでも肯定表現にしてみてはいかがでしょうか?
否定表現をよく使う理由
さて、否定表現をするなといっても誰もが否定表現をしてしまう場合があります。つねに肯定表現するのは正直難しい事です(なにもかも認めないと出来ないから)
どうして否定表現を使ってしまうのか、それは「相手」を認めていない自分に原因があります。もしくは自分の持っている変なプライドと言ってもいいかもしれません。
否定表現を使う1つの理由として「相手からマウントをとる」ということが無意識に出てきてしまう事です。相手の言っていることになにかと反論する、もしくは自分の意見のほうが正しいと思っている人は要注意です。
※否定表現は「指示」「命令」「注意」「忠告」が強く感じられる場合があります。
肯定表現の使い方
まずは基本的なところから言い換えることが出来るようになりましょう。
不快感を与えかねない言い回し | 肯定表現への言い換え | |
「できません」 | → | 「いたしかねます」 |
「ございません」 | → | 「切らしております」 |
「わかりません」 | → | 「わかりかねます」 |
「おりません」 | → | 「席をはずしております」 |
言い方ひとつとっても優しさや丁寧さが感じられると思います。
こちらの手法だけでなく「代案」というのを入れてもいいものもあります。
・「この商品は切らしております。同じような商品ならこちらもございますが」
・「○○は席を外しております。折り返しお電話いたしましょうか」
こんな感じで言ってみるのもどうでしょうか。
他の言い換えの例
「今週中に仕上げてもらわないと困ります」 | → | 「今週中に仕上げてもらえると助かります」 |
「報告せずに仕事をすすめるのはやめてください」 | → | 「報告しつつ仕事を進めてください」 |
「そのやり方では、うまくいきません」 | → | 「やり方を少し変えればうまくいくよ」 |
さらに印象を上げることが出来る「クッション言葉」も使ってみよう

クッション言葉とは、何かをお願いしたり断ったりするときに、その言葉の前に添えて使う言葉です。言いにくいことでも相手に不快感を与えず、やさしい印象を与えることが出来ます。
・申し訳ございませんが・・・
・恐れ入りますが・・・
・失礼ですが・・・
・お手数をおかけしますが・・・
・もしよろしければ・・・
ビジネスではこの言葉を使うことが多いと思います。是非使ってみましょう。
<例>
・恐れ入りますが、お時間よろしいでしょうか?
・お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします
・もしよろしければ、こちらの案件を提案させていただきたいのですが
いかがでしたか?普段なにげに使っている言葉を1つ取ってみて、「あ、否定表現をしているな」と思ったのではないのでしょうか?ただの一言が思いもよらない事態になることもあるかもしれません。しかしそういった事を常日頃から気にかけて仕事をしていると自分の信頼残高にも大きくつながってくると思います。まずは意識することから始めてみてはいかがでしょうか?
ではまた!
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